陣痛らしきものに気づいてから病院に着くまでも(前々回のブログ参照)、
病院についてから分娩室まで(前回のブログ参照)もドタバタしながら
あまり時間をかけないまま、ついに分娩室へ!!
正直ここからの記憶は少しあやふや。
とにかく痛いからいきむ気なくてもいきんじゃう。
人間てすごいよね。
経験も知識もないことだけど、こういうのは動物的にできるようになってるんだね。
とは言え、ずっといきんでると呼吸止めてるから中断が必要。
この分娩最中の呼吸が大変。てか難しい。
だって、苦しいからいきんじゃう。
だって、呼吸するよりさっさと産みたい。
だって、思考能力ゼロ状態。
助産師さんと旦那さんに、呼吸の掛け声かけてもらいながらなんとか呼吸。
いきんで、いきんで、深呼吸しながら休憩。
この繰り返し。
人によっては辛すぎて暴言吐いたり、旦那さんを殴ったり引っ掻いたりあるみたいですね。笑笑
私の場合は、なんとか人格変わらず、旦那さんも傷つけず。
そういえば
お産の時の呼吸はラマーズ法でヒッヒッフーが一般的には有名だけど、
そんな出番全くなく、
ふつうに深呼吸だけでした。ラマーズ法でやる産院もあるのかな?
お産中盤で、助産師さんが「赤ちゃんの頭見えてますよ!!」って。
そんでもって「見ますか?」って。
いやそんなことより早く出したい私。
私「いや、大丈夫です。」
助産師さん「見たほうが頑張れるから!」
鏡を用意して、写しで私に見せようと頑張る助産師さん。
「みえる?みえる?髪の毛フサフサよ!」
私「見えないです!見えなくてもいいです!」
助産師さん「見たほうが頑張れるから!」
と、何度かチャレンジされました。
頭見るためにもいきむからきついんですけど。
最終的に助産師さんに諦めてもらう。
そんなことより早く出したい。
なんなら自分の体だけど、ちょっと見たくない…笑
助産師さんと旦那さんの声掛けサポートと汗拭き、水分補給によりなんとか
いきんだり深呼吸したりを継続。
もはや余裕もないし早く終わらせたいから、水分補給も興味なし。
それでも脱水と体力不足になるため、無理やり補給させられる。
うちの息子ちゃん、平均よりも頭が2センチ大きくなかなか出てこず。
頭が出るまでは吸ったり吐いたりするんですが、
頭が出た後はとにかく息を吐くのみ。吐くのみ。
助産師さん「もう行き吸わなくてよいので、とにかく吐いてください!!」
旦那さん「(周りの声聞こえず)はい吸って!吸って吸って!」
助産師さんと旦那さんの息が合わなくなる笑笑
私から旦那さんへ「息吐くだけでいいって言ってるよ!」
旦那さん「は!周りの声が聞こえてなかった!」
と、こんな感じで無事出産、産まれた瞬間に産声。「あひゃーあひゃー」
赤ちゃんで「おぎゃー」って泣くんじゃないんですね。
「あひゃーあひゃー」って泣いてました。
ちなみに生後1.5か月の今も「あひゃー」って泣いています。
産まれた後の最初のだっこは旦那さんでした。
助産師さんは気遣ってお母さんじゃなくて大丈夫ですか?って聞いてくれたけど
力出し切って、へろへろの私。「どーぞどーぞ。旦那さん先で大丈夫です!」
ってわけで旦那さんが、初抱っこ♡
続けて助産師さん「胎盤も立派でしたよー!!見ますか??」
私「いえ、大丈夫です!」ぐろいの苦手…
助産師さん「記念に見てくさい!!」
旦那さん「嫁さん、血とか黒いのだめなんです。苦笑」
助産師さんあきらめてくれましたが、
本当にいろいろ提案してくれる助産師さんでした。笑
お産は一人じゃ無理ですねー。
助産師さんと旦那さんのサポートでなんとか無事出産しました。
出産前に参加した「はじめてママ教室」で、お産は登山ですって言ってた。
事前準備が大切。誰と一緒に登りますか?って。
いろいろ考えさせられたお産でしたー。
とはいえ新米ママ真っ最中。育児の中でも面白いことや気づきはいっぱい。
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